2016年2月7日日曜日

東京慈恵会医科大学入試を終えて

2016年東京慈恵会医科大学
入試【数学】

少し遅くなりましたが、2月4日に実施された、東京慈恵医科大学入試について記載していきたいと思います。
2月6日実施の東京医科大学や、2月8日実施の日本大学、他大学の2次試験対策等の準備で、なかなかblogを記載する時間がありませんでした。


さてさて、早速ですが、見ていきましょう。
慈恵医大の数学は、記述式 90分ですね。


第1問 (小問集合2題)
(1)確率
推移図がわかれば解けます。

(2)複素数平面
今年の医学部入試では、各大学が出題している ので対策はしていますね。
点 1−と円の一部との距離の最大です。
円は中心と半径活用ですから解けます。

第2問 (媒介変数表示の関数の面積)
円に滑らずに円が回転していくときの点の軌跡は解いたことがありますね。
点の位置はベクトルを用いると分かりやすい。
でもその問題とは設定が違うので試験場では難しい問題ですよね。

第3問(整数と極限)
(1)不定方程式で基本的な問題です。

(2)かなり難しい問題です。
必要なら…と極限が与えられています。
はさみうちの原理を使うことはわかりますが… 試験場では飛ばします

第4問(空間ベクトル)
基本的な問題
落ち着いて計算するだけです。
正四面体なので一辺の長さは1でもaでもおけばよい。
平面上にあるとき係数の和が1になることや
RPとRQが垂直なので内積=0 
を用いたりする。


Possible 数学オヤジの時間配分
第1問 (1)12分 (2)12分
第2問 (1)15分 (2)8分 (3)8分
第3問 (1)5分 (2)飛ばす
第4問 15分

残り時間で見直しです。


Possible 数学オヤジの主観
第1問
これは解きたい。

第2問
(1)ができると(2)も解けてしまいます。
(3)はグラフが分かりにくいから大体のグラフが分かれば解けます。
この問題が合否を分ける問題 だといえるでしょう。

第3問
(1) これはしっかり受験勉強をしている方ならば、解けるはずです。
(2) はさみうちの原理を使うだろうから、不等式を作って評価しようとアピールするしかないかな...?!
飛ばす問題です。

第4問
これは解きたい。

第1問と第4問は完答
第3問(1)は解く。

第2問が合否を分ける問題 だったといえるでしょう。



慈恵医大の受験された方お疲れ様でした。
慈恵医大を受ける学生さんの中には、国公立大学医学部志望の受験生も多いかと思います。

最後まで頑張ってください。



よろしければ、押してください。
にほんブログ村 受験ブログ 医学部・医療系受験へ


数学オヤジの教える予備校です。