2017年2月20日月曜日

金沢医科大学入試数学をふりかえって

①確率

(1)
重なるのは、
大きいサイコロE、中のサイコロEまたは、大きいサイコロJ、中のサイコロJのときである。
難易度:基本

(2)
(大、中)=(A,J)、(J,I)、(D,E)、(E,F)、(J,E)、(E,J)のとき。
難易度:基本

(3)
最大の距離はBG、CHのとき。
難易度:基本

(4)
三角形が存在しないのは3点が一直線上にあるときである。
難易度:標準


②数列
等差数列になるとき、K=2
2項間漸化式の基本が出題された。
いずれも基本的な問題であった。
難易度:基本


③数学Ⅲ
だ円の焦点などに関する出題。
傾き−1/2になるときの接線を求めるとき同時に接点も求まる。
三角形FBPの面積が最大になるのはBFの長さが一定なのでPから直線BFの下ろした垂線の足の長さが最大になればよい。
このとき直線BFの傾きは、−1/2になっていることから前問利用ができる。
その他面積比など出題された。
難易度:標準

④数学Ⅲ
グラフの概形を考えて面積は容易に求められる。
変曲点は二回微分して求められる。
Aのおける接線の方程式と曲線Cとの共有点として、点Aの座標のX座標が2乗の形で因数に持つことを用いて解けばよい。
難易度:標準



講評
60分の試験時間なので楽ではないが、基本的には解きやすい問題と思われる。

やや解きにくい問題としては
③の面積比、①の(4)、④のCと接線の共有点のうちAと異なるもののX座標。






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