ご無沙汰しております。
小論文のblogです。
久しぶりになりましたが、早速ですが、小論文入試にはいろいろな形式があります。
今回はその形式ごとに、まとめてみます。
1.「テーマ題」たとえば「壁」について自由に書け(もう少し長い設問もある)、というような問題があります。
これは、見た目は簡単に見えるが、じつは難問自分でテーマを絞り、具体例を提示するというのはなかなか難しい。
解答例を作れといわれても、
ちょっと悩むところでしょう。
実際に答案をみても、ほとんど差がつかず、しかも面白くないものが多発しています。
大学側が何を求めているのかによるが、なかなか書きにくいものです。
2.「課題文→自由論述」というタイプ。
ある程度の長さのあるものを詠ませて、自由に自分の考えを論じさせるもの。
小論文の王道です。
といっても、現在では要約のあるものが多いため、最も多いとは言えません。
ただ、課題文の内容を読解して、自分なりのテーマ設定を行い、具体的に説明し、600~1000字を展開させるというのは、教えるにも、学ぶにも、やはり重要な問題のタイプでしょう。
ちなみに、現実の受験では、私大医学部、私大看護医療系、推薦入試などに多くみられる。
3.「課題文→要約→論述」というタイプ
これは小論文入試で最も多いタイプ。
要約と言っても全体要約、部分要約、下線部説明など様々ですが、要約したものをふまえて、後の論述に活かすという問題。
国語の要約と違い、課題文が長く、解答字数も長い。
したがって自分なりにまとめるというよりも、課題文の文言を出来るだけ使って、それを整理する作業になる。課題文のどこに何が書かれているのかという事を読み取り、論理的に説明できるかが勝負でしょう。
4.「図表問題」
基本的に、図表から、読み取り→問題点の推測→対策、という事が問われます。
読み取りは、図表の大傾向、特徴を読み取り、数値化していく作業。
問題点の推測は、その表から何が言えるのか、何を調べようとしているのか、見抜く力が必要です。
対策は、個人的な対策、社会的な対策、技術的な対策、その他、図表の分野によって異なるが、具体的かつ現実的なものが要求されます。
5.「図版問題」について。
写真や絵をみて、物語や批評を書かせるもの。
芸術系の入試に多く観られます。
ありきたりなあらすじと、つまらないオチだけの物語は駄目。
図版からどんな発想が可能か、どんな場面を選択するのか、どう描くのか、工夫が必要です。
批評に関しては、その分野の最低限度の知識や体験を活かしたものが望まれます。
ちなみに、文章や図表との組み合わせで出題される事もあります。