2015年10月15日木曜日

藤田保健衛生大学の数学

少し前のbolgで、藤田保健衛生大学数学の問題傾向が変わることについて記載しました。

少しだけ、内容に触れていきましょう。
まず、この模擬問題を見て、

  1. 物理や化学など理科に関する問題がない。
  2. 比較的解きやすい。
この2つは、今回の傾向変化のポイントと言えるでしょう。


早速、具体的に見てみましょう。


  • 第1問   小問集合

ド•モアブルの定理パップスの中線定理5進法の数を3進法で表す無限級数など
基本的な問題です。
できれば全問正解したい。

  • 第2問 確率
この問題は少し難しいです。

三角形の成立条件
(最大辺) < (残りの辺の和) 

この条件の下で、
二等辺三角形や正三角形となる条件を考えたり、鈍角三角形の条件を考えます。

数え間違えや重複などに注意しながら解きましょう。

内容は難しくありませんが注意が必要な問題です。
その意味でやや難しい問題と位置付けました。

  • 第3問  数学Ⅲ微積分
変曲点やy軸まわりの回転体の体積なので基本的な問題です。




模擬問題のようなレベルで入試が行われると仮定すると、
私立医学部入試に特有な
ケアレスミスが許されない試験
になりそうですね