2016年3月8日火曜日

昭和大学医学部Ⅱ期試験

昭和大学医学部Ⅱ期試験を振り返る

 
第1問(複素数平面の大問)
 
αを5乗したら1になるから、因数分解
α=1になることはないからα2乗で割って解ける。
直接Bを求められるが計算がやっかい!
(1)が求まれば(2)は絶対値なので2乗して解けます。
(3)は図形を考えれば解けます。
全体的には標準問題です。


第2問(小問集合)

(1)(確率)表をx回出たすると、裏が5−x回出るのがポイント。
あとは計算ミスないように計算するしてくださいね。

(2)(2-1)代入すれば計算するだけです。
    (2-2)(2-1)が計算できていれば易しい極限計算です。
全体的にはやや易しい問題です。

 
第3問(小問集合)

(1)(三角関数)
(1-1)(1-2)ともに基本的な計算です。

(2)相加相乗平均の不等式の匂いがプンプンしますよね。
それに気づけば解きやすい。

(3)(数学Ⅲの面積)
0≦x≦πでは、1−cosx≧0なので
1+cos2xの符号で場合分け。
あとは積分するだけです。


(4)
直線の方程式をy=m(x−1)+3とおいて積分するだけです。
あとは2次関数に帰着されます。
全体的には(2)以外は易しめの問題です。


第4問(2つの大問2題という感じ)

(1)(数学Ⅲの面積)
(1-1)交点の計算です。
(1-2)2つの曲線で囲まれた部分の面積
標準問題です。

(2)(対数)
第1式と第2式から
y=xまたはy=1/xという関係式が得られます。
あとは第1式と第3式からxとyが求まります。
落ち着いて解けば標準問題です。


 
Possibleの数学オヤジの時間配分
第1問(1)5分(2)5分(3)6分
第2問(1)5分(2)4分、2分
第3問(1)2分、3分(2)5分(3)5分(4)5分
第4問(1)4分、4分(2)7分

全部で62分。
 
数学は制限時間およそ70分なので試験場ではギリギリかもしれませんね。

全体としては、1期同様に70%を越えて80%に近づいてほしいです。
爺としての間違えてよい問題は…
第1問の(3)、第3問(2)です。


国立大学の前期試験の合格発表がはじまっています。
今日現在まで、3月3日に日本大学医学部が29人の追加合格者を発表しましたが、
まだ、大きく追加合格は動いてはいないようです。
この1週間ですこしずつ動くのではないかとみこんでいます。



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