東京医大入試数学をふりかえって
昨年は、60分4題で、すべて穴埋め形式でしたが、2017年度は5題で記述(図示問題)が出題されました。
①小問集合
(1)角の二等分線の作り方として単位ベクトルを利用が有効かも【基本問題】
(2)X=α, βで関数の値が0になる
関数全体は常に0以上ということは
X−αやX−βを因数に持つのではなくてそれぞれの2乗を因数にもつ。
あとは係数比較【基本問題】
あとは係数比較【基本問題】
②小問集合
(1)ベクトルの大きさを2乗して求めるだけなので、あとは計算です。
有理化などして間違えないようにしましょう。【基本問題】
有理化などして間違えないようにしましょう。【基本問題】
(2)計算が大変です。
t= Xu と置いて積分関数をu のみの関数として、微積分学の基本定理を用いて解く。
(やや難しい)
(やや難しい)
③数学Ⅲ
接線を求めて面積を計算するだけです。
最小値の計算が少し面倒ですね(基本問題)
最小値の計算が少し面倒ですね(基本問題)
④数学Ⅲ
(1)分数関数がy軸と8で交わることを利用すれば解きやすい。
【基本問題】
【基本問題】
(2)(3)具体的に数字が与えられているので計算するだけです。
【基本問題】
【基本問題】
⑤ 数学Ⅱ (絶対値のついた関数の図示)
6つの場合分けをすれば易しい問題です。【基本問題】
講評
②の(2)以外は比較的基本問題
試験時間を考えると②の(2)以外では、④の(1)はグラフに気づかないと厳しい。
また、①の(2)もαβ=3のとき、α,β が虚数になることに気づかないといけない。
この2題ができたら、9割超えるよね。
でも9割近くを目標にできた問題設定だったと思います。